祭りと花火

SEN2005-08-14


久しぶりに地元の祭りに行きました。日がまだ空に浮かんでいた頃は小雨がちらついていましたが、夜になると雨は止みました。曇っていたのでもちろん星は見えない。それでも歩行者天国になった道路は祭りの電飾に彩られ、いつもとは違った明るい街の様相になっていましたよ。
一緒に練り歩いた友人達の中には、何年か会っていなかった友人もいて懐かしさが込みあげてきました。友人に奢ってもらった生ビールや焼きそばなどを口にしながら、近況を聞いて話は祭り以上に盛り上がったと思います。
てかみんなと気にしていたのは祭りに来る人が少なかったこと。雨も影響していたにしても、夕方前までの人通りがあまりにも閑散としている場所があったりして、なんとなしに心苦しくなりました。
オレが高校生の時にこの祭りの場所を借りて、友人と路上ライブを二回したんですよ。過去を美化しているかもしれませんが、あのときは今日以上に人が多くて賑やかでした。だから一緒に祭りを盛り上げたことがあるオレにとっては寂しかったです。同時に、オレにもできることがあるよな、と思いましたね。
地元の祭りに足を運ぶ動機に、久しく会っていない誰かに会えるかもしれない、ってのが挙げられると思います。今日だって地元に帰ってきた友人、高校の先生や先輩にも会えたんですよ。そういう機会があるのって、各々にとっての救いで幸せではないでしょうか。だからもっと大勢の人が祭りに来たいと思うように、手掛ける人は祭りの方向を見い出していければいいなぁ。
祭りへ赴く足はその人にとっての思いに忠実で、思いは祭りに加わることで足から顔へ移り、表情は祭りの華やかな明るさになる。その街の縮図ってこと。祭政一致。思いが集まる場所が祭りかぁ。
締め括りの花火は特等席で観れてよかったです!
(=´∇`=)