守勢

時間に追われている最中、どうにもならないことに直面すると、身を委ねて内心ほっとしてしまいます。
火曜は毎度帰りが遅くなってしまいます。それでもなるべく早く帰ろうと、急いで駅の改札口を目指して駆け足になります。
今日も毎週と変わりなく足に力を入れて電車に間に合わせるべく急いでいました。携帯をポケットから取り出して時間を確認し、雨に濡れた路面で足を滑らせないようにしながら何とか発車二分前の電車に間に合いました。
が、電車の中には乗客がすし詰め状態。そういうときに限って乗り降り口に乗客が集中していて乗るのに躊躇ってしまいます。
もちろんオレはその電車を見送りました。急いでいたものの、あの中に入りたくない気持ちが勝り、どうしようもなく仕方が無かったことと心で納得したのです。
次の電車を待つために並んでいた時は、心が安らいでいました。そうしたら余裕が生まれ考えに冴えが働いて、今後の予定を冷静になって組み立てることができました。
それで思ったのは、スケジュールを記す手帳を買おうかと。いつだったか友人も買おうかと言っていたけど、今ならオレも手帳を持とうとする気持ちがわかりますね。
今度手帳を探しにぶらぶらしてみたいと思います。