火星を見た

肌寒い天気の中でついつい屋内や暖をとれるところに逃げがちになり、移動手段で歩くことを選択しなくなっています。車では安全運転を心がけ、時間に追われて景色を見れず。電車では流れる景色に目をやるにしても、手前の景色は早く流れ、混雑している車内では見れない日も多々。何よりも座れた時は心地よい揺れに導眠されて目を瞑ってしまいます。まぁ本をよく読んでいるのもありますけどね。
とにかく、季節が確実に景色と同調して変容を遂げているのに、目にはいってくる季節が少ないなと思いました。民家の前を通り過ぎた時に花の香りで鼻をくすぐられることもないほど、最近はゆっくりと歩いていないです。もう寒いから、庭先に咲く花も少なくなってしまいますね。
今朝車の中で聞いた「火星が見ることができる」という情報。どうやら昨夜が一番見えるとのことだったのですが、今夜も見ることができるともパーソナリティーは救いのように語っていたので、宵から夜に変わろうとするあたりに東の夜空を望みました。空の天井に近いほど雲があったけど、赤く煌く星が一つ見えたのです。きっとあれが火星だと心の中で決め付けました。一番大きくて輝いていましたからね。
きっと「あるだろう」と信じて歩けばもっと秋に出会えるだろうなぁ。そう思った十月最後の日でした。
ついさっきまで友人とメッセで話していたんですよ。友人は朝崎郁恵さんがテレビに出演する情報と、とても素晴らしい芸術を手がけるアーティストとその作品を教えてくれました。ありがとう!
明日から十一月です。冬と出会える月なのかな?季節が変わったと判断するのは各自の自由でいいと思います。歩んできた月日から自分なりの季節を見出して、花が咲いたり雲の形が違っていたり木の葉が変色、または落ちたり。そんなところから季節を見つければいいですよね。
今月も埋まったー。これだけ書いてきて、最近達成感を感じるようになりました。変なオレです。