汗かいて、後にたぬき

今朝の雨で一時は中止になるかと思っていたのですが、晴れてきたので体を動かしてきました。程好い運動をしたあとは気持ちいいですね。断続的だったランニングを明日復活させますw筋トレだけでは体はしまらないですよね。犬との散歩中がてらにいいかも。
それでmixiにも書いたのですが、正午過ぎに家に着いたらうちの犬が大きな声で吠えているんですよ。おかしいと思って様子を見に行ったら、犬の視線の先に灰と黒の混じった動く物がいたのです。それはたぬき。たぬきはオレの姿を確認すると、犬の近くにある切り落とした柿の木の枝や竹を置いていた下にもぐって行きました。ちょうど犬とたぬきの間には躑躅だったか、それが壁になって牽制し合う形になっていました。犬は鎖につながれているので、立ち向かう挙動はみせるものの吠えることしかできず。
それでオレはカメラを部屋から持ってきて、たぬきにゆっくり近づきながらカメラを構えてシャッターを切りました。よく観察してみるとたぬきの大きさは小さく、子供なのかもしれません。生態はよく知らないのですが、仲間とはぐれたのかもしれませんね。たぬきは犬の怒声に気を留めず、身を低く、体を茂みに沈めて人間のオレには警戒の意思を向けていました。余計に小さくなったたぬきは目を瞑って少し震えていたんですよ。
ただ、近づいても逃げるそぶりは見せず・・・。いっそのこと山のほうへ逃げて欲しかったです。「おーい」とか言ったんですけど、震えているだけ。餌を与えてはもちろん駄目。可愛らしい姿に中てられてオレはファインダー越しにたぬきの姿を見つめ、ただシャッターを切っていたのでした。
そのときの様子をおさめた画像。



たぬきがそこらへんに落ちている熟した渋柿を食料にしていたためにその場所を離れなかった、と勝手な推理もしてみたり。
それで、結局あまりにも犬がうるさいので、ばあちゃんがたぬきを追っ払いましたとさ。
二年前くらいに猿が来て、今度はたぬき。てか裏山にはもっと動物がいるはず。人里に来るということは、山の食糧事情があまり芳しくないのかもしれませんね。
いつだったか熊が街に下りてきて人を襲うなんてこともあったけど、その原因の一途には山に人間が食べる食料を捨てたりするからとか。近くの道路にはゴミがいっぱい捨ててあったりするのが、こういう事象を招く要因になっているのかも。
自分の身の回りだけが綺麗だったらいい、そういう考えがあるんだろうなぁ。きっとオレの中にもあります。もっと色んな事を知ろうと思いました。