生暖かい風

今日吹いた風は生暖かくて、妙な気持ち悪さを感じましたが、今日みたいな日が続いたらいいなぁと勝手に思ってしまいました。さっきは雨が降っていましたから明日は寒くなったりするかもしれませんね。
そんな珍しい陽気の中、今日は友人と色々喋りまくりました。八百屋の息子さんです。とくると、野菜の値段の高騰について聞きたくなるのが俺でして、遠慮なく聞きましたら、どうやらピークは過ぎたようでして、それでも値段は平常どおりとはいかず、気の休めない状態みたいです。あと、深刻さは都会よりはまだマシといってました。ちょっとした裏話も聞けたのですがここでは控えておきます。
季節に関係なく食べたいものを食せることが当たり前と考えている俺なんかは、こんな状況になってから食べ物の有難さに気づく飽食の申し子ですね。
それで今日は本屋に寄りました。買ったのは宮下英樹著の『センゴク』(1)(2)です。

…友人や俺をよく知る人、推理力のある人は、どうして俺がこの本を手に取ったかわかると思います。
んで読みました。主人公のセンゴクが同時代を生きた歴史に名を馳せる人に触れて感化され、逆に主人公の熱さに心を打たれる…そうやって戦乱の世を生き抜いていく中で屈しないという「強さ」と、事の良し悪し、恋路、人の心の移り変わりはどの時代でも大差はないということを教えてくれる作品です。読んでいく中で描いていた戦国時代の印象を覆されますよ。助平な表現もありますが、本当にいつの世も変わらないなぁってことで。
いやぁ〜これを買った理由を抜きにして、面白いですよ!おすすめ!
左党さん、かしますからよんで!