スウィングガールズ見てきたぁ!!!!

SEN2004-09-24


何から話してよいのやら…。とにかく順を追って話しますね。
まず友人と朝一の上映を見るべく早起きをして友人宅に向かったものの、千代大橋の手前から泉中央に入る交差点までずっと渋滞しており、間に合わなかったので友人宅で時間をつぶし昼頃の上映を狙って行きました。
お客さんは平日という事で少なく、真ん中の見やすい席で飲み物片手に他の映画の予告を見たり。その中で気になったのは三谷幸喜さん脚本の『笑の大學』です。役所広司さんと稲垣吾郎さんが出演しているらしく、宣伝の映像を見るだけで心が温まりましたよ。
三谷幸喜さんの作品で好きなのは『王様のレストラン』と『ラヂオの時間』、『古畑任三郎』です。どの作品も向田邦子さんの作品のように、誰に主観をおいても楽しめて、登場人物全員が主人公になれるところが好きですね。
予告映画が終わり、いよいよ始まるわけです!
ここからスウィングガールズのネタバレになるような表現がありますので、ご注意を。
まずどういったきっかけで吹奏楽部の代わりをやるのか気になってたのですが、とても巧妙でしたよ。いくらなんでも普通ばれるだろ!と突っ込みを入れたくなりましたw
はじめはやる気がなかったものの、それをきっかけに基礎体力をつけるトレーニングを始め、音が出るようになった喜びを仲間で共感し、頑張ろう!となったところでその努力もむなしく彼女らは必要とされなくなり、悲しみと悔しさに涙します。このときに不謹慎ではあるんですが、みんなが泣いて学校から出て行く横を通っていた婆ちゃんが言った一言に笑ってしまいました。いや、完全に監督はあそこで笑を狙っていますから、笑ってもいいんですよ。
表面では強がっていた彼女らはやはり音が出たときの楽しさと、仲間で雑ながらも一つの曲を合わせられた感動を忘れられず、楽器を手に入れる方法を考えバイトをすることに。しかしそこらへんも笑いありで話は進んでいくのですが、今度は目の前の現実に直面し、仲間が分裂。そこは例の台詞どおりですね。
諦めきれない彼女らはマツタケ狩りに行って一攫千金を狙い、そこで予想外の猪との遭遇。その描写がとても面白く、バックにサッチモの『What a wonderful world』が流れて何とも言い表せない雰囲気でよかったです!そのお金で中古の楽器を購入しますが、使い物にならない程の状態でして、そこに助け舟がきます。
なんとかちゃんとした楽器は手に入ったのですけれども、練習する場所が見つからない、なかなか上達しないというまた試練。そこで竹中直人さんが彼女らに奏法を教える事になるのですが…w次第に上達していき、演奏することの楽しさを覚えスーパーの前での演奏をやると人が足を止めて聞いてくれるほどになり、離れていった仲間が楽器片手に戻ってきます。そこで疑問なのは戻ってきたみんながいきなり『メイク・ハー・マイン』を吹いちゃうんですが、あそこは少し間があったんですかね?
その後音楽祭に出場するために演奏しているところの映像を撮るために雪が積もっている屋上で演奏するも、また問題が起こります…。
そして今度は音楽祭に向かう電車が雪のため停車…そしてあることが発覚し、彼女らは失念します。でもその気持ちを払拭するように車内で『Take a train ride』を演奏します。それが答えと言うか、本当の気持ちなんですよね。
足止めも白石美帆さんのおかげでなんとか乗り切り、(てか電車に乗ってたら駅以外で降りられないはず…でもこれ映画w)会場にギリギリで間に合います。そこからラストへ…。
スウィングガールズを見てきた話の続きは明日の日記に書きます。
実はもう眠かったりしてますんで…。
左党さん今日はどうもありがとう!また見に行こう!