未来の燃料

シロアリがエタノール生産の救世主に? 代替燃料技術の現在
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=3972&media_id=18
(上のリンクはmixiやってる人しか見ることができませーん)

昨夜観たガイアの夜明け。サトウキビから糖とエタノールを抽出し、エタノールのコストをリッターあたり30円で自動車の燃料に利用できるまでを追いかけた内容だった。エタノールは石油と混合して少しでもNOXの排出量を軽減するのに役立つ。この先いづれ迎えることになるだろう石油危機に、番組を観て光が見えた気がした。
今日mixiのニューストピックで目にした上の記事は、同じエタノールを生成する方法が違う視点から新たに見つかったという記事だ。鍵を握るのはなんとシロアリ。
シロアリは木材を食い、家屋の敵であった。だがこの害虫が興味の目で着目されている。その理由はシロアリの体内にいる微生物が、エタノールを作るかららしい。シロアリが食す木材などはこの微生物がシロアリを生かすエネルギーに変えていると言う。この微生物を使って新たなエタノール生成の道が広がろうとしている。
日本はエタノール製造にこれまで力も材も注がれていなかった。それはコストの面で見てビジネスにならなかったからだ。ガイアの夜明けではブラジル(だったか)が製造を占めていると紹介されていた。大きな工場が建ち、既にビジネスとして成り立っていた。広大な地でサトウキビなどを大量に育て収穫し、糖を作りつつエタノールを製造する。畑が油田になっている。これは日本の土地が油田になるということを示唆しているのだ。
微生物の利用性が上がれば、更に畑が油田と化すビジョンが明確化するのではないだろうか?トウモロコシは実を取り出し、芯は必要ない。この不必要な部分を微生物によってエタノールにかえる。米もそうだ。稲刈り後の田には藁が面を埋め尽くしている。それは目の前に油田が広がっている景色になる。
絵空事と思っていたバックトゥーザフューチャーのラストシーンで、ドクが生ゴミデロリアンの燃料タンクに放るシーンが、現実に目の当たりに出来るかもしれない・・・しれませんよぉ。
でもあれってプルトニウムが燃料だった気がします・・・。電気の力で走ってタイムトラベルするんだったような・・・。
とにかく、エタノールが燃料になる車は排気も少なくて地球温暖化の歯止めになりそうですよーってことで。