夕飯で不快

ついさっき、味噌汁を飲んだら口の中が痺れて、突き刺さるような痛みに襲われましたよ。。。原因は味噌汁の具に入っていた里芋の茎をアク抜きせずにそのまま入れたためです。初めは何かのアレルギー反応でこうなったのかと思いましたよ。いつだったか、蕎麦アレルギーを持つ友人が「蕎麦を食べると口の中が痺れる」と言っていたので「オレもそうだったのかぁ」と思ったのです。いてもたってもいられなかったので口の中を濯ぎにシンクの前でうがいをしてたんですが、同じく味噌汁を飲んだ家族も痺れたらしいので、調理したかあちゃんに聞いてみたら、里芋の茎を生でそのまま味噌汁に入れたらしく、それで酷いえぐ味に苛まされたのです。
オレは里芋の茎の干物であるずいきを水で戻したやつは好きですよ。独特な歯ごたえが面白いし、煮物に入っていると味がよく染みこんでいて、美味しいと思います。でも夕飯で食べたのは酷かった。柔らかい食感に騙されて口に運んでいったら痛くなっちゃて・・・。前も乾燥させてないやつを食べた時はなんでもなかったから、アク抜きに手を抜いたみたいです。
それ以上に残念だったのは、かあちゃんから弁明の一言もなかったこと。
と、ここで少し考えてみるわけです。
身内だから言いたいことは言いましたよ。「家族の健康を司るのは飯を作る人なんだよ」と。つまりうちではかあちゃんです。塩や砂糖のさじ加減で味が変わるように、施しをしたかしないかで人の健康も変わるんですよね。食べ物は口の中に入れるものですから、料理を作る人が家族の健康を左右させる権力を持っているのです。
でも、身内だからわかることもあって、かあちゃんには強く言えなかったりします。働いていて、疲れた体に追い討ちをかけるように夕飯と朝飯を作らなくてはならないのですからね。
うちでは昔オレがやっていたご飯炊きと配膳を、二人の妹がやるようになってます。他にも風呂のお湯入れもたまにやっていますね。そういえばオレが小学1年のときまでは、家にはボイラーがなくて、お風呂を沸かすために火をおこし、薪をくべる手伝いをやってました・・・。懐かしい・・・。風呂釜は本当に釜ような感じで、『となりのトトロ』に出てきた風呂のようなものを、今でも使ってます。もちろん浴槽の底は熱いので、木の落し蓋みたいな物を沈めて、その上に乗ってお湯に浸かっていました。ガキンチョだったオレは体が軽いせいで一人では入れなかったなぁ。
おっと。脱線しましたが、世話になっている身ではさらに強い本音を言えない苦しみが煩わしくなってしまうということです。まぁ、家族だからオレがさらに言いたいことを読み取ってくれるとは思いますけど・・・どうなんだろ?
うーん、ちょっとうちの田舎っぷりとか恥を露呈しすぎたかも・・・・。まいっか