気持ちいいくらいバカなやつ

SEN2005-08-23


そういう人って場を掻き回すんだけど、その瞬間の連続も、過去になって思い返してみても、気持ちがいい。
熱くなって一直線に突き進む時、回りを見る必要なんてなく、一つのことだけ考えていれば終りなど考えなくていい。言葉も動きも頭で考えて選んでるんじゃなくて、体の細胞が勝手に動く。時々立ち止まったら急に視界が開けて頭を使うけど、そんなのは壁じゃなくて、加速装置。春に吹く風のようなバカな人にとっては、行く手を阻む物が背中を押したりしちゃうから不思議ですね。
昨日、左党さん宅で見せてもらったDVDが上の写真です。スラムダンクの十日後のDVD。あまり多くを語りたくないのは、これを観ながら泣いたからでしょう。井上雄彦さんを追っていくドキュメントも心が揺さぶられました。もちろん黒板に描かれた人物達にも。でも、スラムダンクの各シーンのスライドが…懐かしさも、感動も手伝って…てな感じです。
オレがジャンプを毎週欠かさず読んでいた頃、それはスラムダンクや様々な作品が連載されていた黄金時代。子供の頃でも、桜木と流川が力を合わせたときの底知れぬ歓喜は永遠の宝物のような気がします。
今となっては作品に感化されてたなぁ、と思います。むしろ影響受けることができて幸せだと感じますよ。コマとかでは、視点が映画みたいだなと改めて現在にわかった気がしてますし、当時には感受のフィルターなんてなかったみたいですね。
あー本当に面白い。なんでこんなにも熱いんだ!と素直に叫びたいです。