夜回り先生

今日の夜八時から夜回り先生の番組を見ました。七時からやっていたみたいですが、途中からの視聴です。
夜回り先生の一言一言が忘れていた事を思い出させてくれました。今という現実を明日につなげる事、人に希望を与えるきっかけは人によって多くは生まれるという事、心に響きましたよ。ドラッグやシンナーが人体に及ぼす害を伝えながらも、人として、ということをどう自覚していき、幸せを努力で掴み取ることが大切、ということも教えてくれましたね。
最後の方に先生が講演会で講じたアイって人の話はとても衝撃的でしたよ。俺はすでにテレビに釘付けでしたが、被害者であるアイさんが悲惨な命の最後を迎えた話で俺はぼろなきです。哀れとかそういうことではなく、ドラッグの害の生々しさを今まで知らなかった自分に対しての侮蔑と力になれなかった先生のつらさを感じたからです。俺はなんて非力で矮小なのだろう…そんな心情になってしまったのです。出来る事をやろうと思いましたよ。
それと先生が豪語していた「私は生徒をこれまで一度も怒鳴りつけた事はない」。これを聞いて先生は偉大だなぁと素直に思いました。人との、生徒との距離が本当に近い人なんだなぁと思うんですよ。
これは俺の考えなのですが、声の大きさで自身と人との距離がわかるのです。自分の意思をを遠くにいる人へ聞こえさせるには声を大に、傍にいる人に聞こえさせるには小さな声で発するじゃないですか。これを例にとれば、目の前の人に声を荒げて怒鳴る行為は自分と対象の人との距離が遠く感じていると言えます。それは相手をこちらの考えにひきつけることです。
ということは、先生は生徒に対して本当に親身になって教えてきたということではないでしょうか。
先の先生の発言の後に「腹をわって話し合えば分かり合える」ようなことも言っていました。先生と生徒という枠だけではなく、人と人の意思の交換はこうあるべきですね。
頑張れ!先生!